高校生メンバーK君、この夏のテーマをやり通す
サマーセミナーの全日程が終了しました。
高校2年生メンバーのK君は数学と英語に限定して、学習メニューを組みました。と言いますと、何でもないことのように聞こえるかもしれませんが、数学は数Ⅰ・A、英語も1年生レベルに特化して、基礎固めに終始しました。
2年生になってからスタディクラブに入会したK君の学習の様子を見ていますと、2年生の内容・レベルではなく、その前段階で「抜け」が多いために、正しい論理展開ができず、リズムが掴めないという場面が目立ちました。
そこで、この夏休みがチャンス!と、上記の基礎固めをアドバイスし、それをK君が実行ベースに乗せました。
長い夏休み期間、どこまで継続できるかが焦点でしたが、K君はやり切りました。数学は2次関数、三角比、図形の性質(数A)を中心に、英語は不定詞、動名詞、分詞を中心に、非常に広い範囲を網羅する復習作業を実行しました。
K君は数学にも英語にも、論理形成に粗雑なところがあるため、それを見つけた時に修正を促すのも、こちらの重要な役割でした。数学であれば、グラフや図の描き方がアバウトすぎる(要点を押さえていない)、英語であれば、文の構造についての思考を放棄してしまう(いい加減に単語を並べてしまう)といった点です。
これらの是正について、夏休みの長い期間に、時間をかけてコツコツと学習を積み上げ、大変多くの量をこなしました。時に楽しそうに、時に難関を自力で乗り越えようと集中力を上げて、取り組みました。考察や着眼の鋭さを発揮する場面も数多くありました。
この取り組みがどこまで成功したかは、2学期以降の至るところに表れます。K君、ここから注目しているよ!
