算数の難問と格闘!
小学6年メンバーのY君は、中学受験の算数に取り組んでいます。
レベルの高い中学受験は、実に難しい問題が出題されます。中でも算数のハイレベルな問題は、数学の手法を使わないゆえに却って難解で、答に到達するまでプロセスが大変長いことがざらにあります。
Y君、う~んと唸りはしないが、そんな雰囲気で難問と向き合う。しばらく考えて、ようやくノートに書いたかと思うと消して、また考える。
「あー、それだと上手くいかないよ」「よし、そうそう、それなら先に進める」「自力で最後まで行ってくれ!」などと口には出さないが、心の中で応援する。
ある問題でどうしようもなく詰まってしまったので、手掛かりを1つ提示したら、かえって混乱。それまでに自分で考えていたことが頭の中で整理できていないため、アドバイスがアドバイスにならない様子。
そこでY君に自分の考えを説明してもらう。そして、その説明からつながる形でもう一度ヒントを出す(内容は先ほどの手掛かりと同じ)。今度は灯りがともった!
「なぁ~んだ、そういうことか」と、Y君の手が動き始めました。あーよかった。あとは正しく計算して、ゴールイン。
この問題のポイントを他の問題で応用できることを、心から願っているよ、Y君。