最難関レベルに取り組むYさん(中学3年生メンバー)
中学3年生メンバーのYさんは、極めて難易度の高い勉強に取り組んでいます。受験科目の国語・数学・英語・社会・理科としては、日本国内の最難関レベルです(これ以上難しい問題は、ほぼどこの高校にも出ない、もしくは出てもほとんど合否に影響がない)。
※本ブログの主題とは外れますが、「受験科目の」という形容は重要な意味を持っています。たとえば、受験科目の国語の力=日本語力とは必ずしもなりません。受験科目である以上、あらかじめ正解が定められた問題に対し、その正解を導き出すという性質から逃れられないためです。他科目も同様です。
中学校の教科書や指導要領をはるかに超えた次元での勉強を5科目こなす。それだけでも強烈に凄いことですが、さらに驚くべきはその大部分を自力でこなしているところにあります。スタディクラブの歴代中学生の中でも、かなり目立っています。
Yさんは自分で問題集を決めて、自分で計画を立てて取り組んでいます(問題集の選定にはアドバイスや情報提供を行っています)。「何を質問してもよい」と伝えてありますが、実際に質問が出るのは、極めて難易度の高い問題や、問題集の解答が分かりにくい、一部のケースのみで、大部分を独学でこなしています。
さらに、質問に対してこちらが解説を行うと、多くの場合、一回で理解します。「あっぱれ!」としか言いようがありません。その理解した内容を、後から自分で「リプレイ検証」する作業も怠らず、きちんと脳内に収納していっているようです。
僕がYさんのサポートをするようになってから、まだほんの数ヶ月しか経っていません。Yさんは短期的な目標も、長期的な目標も具体的に持っています。これからどのようなプロセスを経て目標をクリアし、さらに知力を高め、人間としての発展を実現していくのか、実に楽しみです。