愛知県公立高校入学試験:B日程の理科の出題単元は?
愛知県公立高校入学試験A日程(2021年度)の理科は以下の単元から出題されました。
生物分野:細胞、植物
化学分野:酸化、化学電池
物理分野:仕事、静電気、陰極線
地学分野:天気、太陽系の惑星
例年、A日程とB日程での出題の重なりが極めて少ないことから、B日程で出題が考えられる単元をピックアップしてみると、次のようになります。
生物分野:動物、人の体、遺伝
化学分野:1年範囲(密度、水溶液、気体)、イオン
物理分野:運動とエネルギー、光・音、電流
地学分野:地震、地層、太陽・月
その他:食物連鎖
もちろん、この予想がズバリ当たることはまずありません。もう長い間同じことをやってきて、そのような単純な見通し通りにはならないことは十分に経験済みです。
ただ、B日程を受験する人が最後の最後に準備することとして、ターゲットを絞るとすれば、上記の単元が浮かび上がってくるのではないでしょうか。
全部のことを勉強することは無理ですし、あれもこれもと考えることは精神衛生上好ましくなりません。「今までにやれることはやったんだ」という思いの上で、気持ちをより高めるために、“絞り”は大いに意味のある行為だと思います。
愛知県の公立高校入試は「2回受験」という制度になっているため、B日程の直前には独特の空気が流れます。特に理科は単元による区別がはっきりしていて、狙いを定めやすいため、このような記事を書いてみました。