小学生のための思考力トレーニング6
スタディクラブでは、小学生メンバーを対象に思考力トレーニングを行っています。
決まった正解に辿り着くのではなく、他の人が思いつかないようなアイデア、できそうにない発想を目指します。そして、皆で発表し合って、そこからディスカッションに発展させます。
<今回のテーマ>
宇宙の果てはどうなっている?
<メンバーのアイデア>
・透明な壁ができている
・見たことのない動物がいる
・真っ暗で寒い
・宇宙人と話ができる
・鏡がある
・天国と地獄がある
・宇宙のごみが溜まっている
・別の世界(もっと進んだ世界)が見える
「宇宙は膨張を続けている」という理論が、現在時点での人類の英知による結論ですが、「膨張を続けている」と説明され、「はい、そうですか」ではおもしろくありません。
あえて終わりのない果てを想像してみました。膨張の向こう側に何かがあるのか、何もないのか。「天国と地獄がある」「別の世界が見える」などは前者の発想で、「透明な壁ができている」「鏡がある」などは後者の考えです。
「天国と地獄がある」と考えたメンバーは、宗教的思考のできる人で、物語をつくるのが得意なんだと思います。
また、「宇宙のごみが溜まっている」と答えたメンバーは、環境問題に関心の高い人でしょうか。話ついでに、人類がばら撒いた宇宙のごみについて説明しました。
さらに、宇宙飛行士や宇宙旅行と、話題が広がり、大いに盛り上がりました。未知の世界、ロマンに溢れた世界である宇宙はディスカッションのテーマとして◎です。