小学生のための思考力トレーニング28

スタディクラブでは、小学生メンバーを対象に思考力トレーニングを行っています。

 

決まった正解に辿り着くのではなく、他の人が思いつかないようなアイデアできそうにない発想を目指します。それを皆で発表し合って、そこからディスカッションに発展させます。

 

<今回のテーマ>
1学期の通知表を自分で作成してください

 

 

<メンバーのアイデア(抜粋)>

・項目:生物学   評価:9(10点中)
 論評:特にクワガタの名前をよくおぼえた

 

・項目:クラブ   評価:9(10点中)
 論評:実験が成功した回数が多かった

 

・項目:国語   評価:A⁺
 論評:漢字や文章問題をがんばった

 

・項目:社会   評価:A
 論評:国土や気候の特色などがよくわかった

 

・項目:けが   評価:最低
 論評:何十回もけがをした

 

・項目:読書   評価:B
 論評:ちょっと本を読むのが好きになった

 

・項目:家庭科   評価:A
 論評:本返し縫いが得意になった

 

・項目:ポケカ   評価:C
 論評:運が弱い…

 

・項目:あばれる   評価:SSS
 論評:たくさんあばれて遊んだ

 

・項目:受け身   評価:C
 論評:ロールができなくなってしまった

 

・項目:論破   評価:C
 論評:意味の分からないことを言ってくる人を論破できなかった

 

 

ふだんは一方的に渡される通知表を自分でつけてみよう、という企画です。項目に何を入れてもOKで、評価のつけ方も自由、論評をつけて発表、という内容でした。

 

※1人5つ発表してもらいました。

 

予想外の展開になりました。まず、学校の授業科目を項目に挙げる人が多く、通知表といわれるとそちらの方向に頭が行くのかなぁと思いました。一方、習い事(スポーツ、芸術、英語)をやっている子がそれを項目に入れないことも意外でした。

 

収穫だったのは、その子が苦手としていることについて「こういう点がよかった」「こういうことをがんばった」と発表してくれたことにより、前向きな姿勢を持っていることが分かったことです。これは「やってよかった!」と強く思いました。

 

 

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