小中学生向けの経済講座 第158回
今回のテーマ:日本人の得意な小さなモノづくりについて考えよう
日本人は小さなモノを作ることが得意であると言われています。メンバーにどのような例があるか、発表してもらい、そこからディスカッションに発展させました。
<メンバーのアイデア>
・ミニカー、ミニ四駆、ラジコンカー
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そもそもクルマ作りが得意、さらにそれを小さくしても最高の品質
・かんざし
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女性が身につける細かなアイテムもデザイン、精度とも最高
・飴細工
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これはもう職人芸、素晴らしすぎてため息が出てしまう
・サンプル食品
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外国人旅行客に珍しがられる芸術作品(彼の国には存在しない)
・ガチャガチャの景品
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僕の子どもの頃は20円だった、大発展を遂げた
・折り紙
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ハサミを使わずにいろいろな物を作り出してしまうマジック
・本
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文庫本、そして虫メガネでようやく読めるような小さな本
・コケシ、木彫りの人形
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これも職人芸、どうやったらあんなに美しく彫れるのか…
・おすし
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確かに言われてみれば、小さなモノの食の代表
・ビーズ
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これも日本人の手先の器用さがいかんなく発揮されている
・キーホルダー
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どこに行っても、おみやげ物のコーナーには必ずあるね
他にも、扇子、折り畳みのカサ、お弁当、俳句・川柳など、例を挙げていけばキリがありません。
はるか昔の物語には『一寸法師』『かぐや姫』と小さなヒーロー・ヒロインが登場し、現代にも『ちびまる子ちゃん』のように、小さいことを全面に押し出した人気キャラクターがいます。
なぜ日本人は小さなモノに惹きつけられるのでしょうか。