小中学生向けの経済講座 第147回
今回のテーマ:AIにできること
「これからAI(人工知能)が発展していくと、どのようなことができるようになると思うか。」
以下のような回答が出てきました(抜粋)。
①AIペット(もっとリアルに、アレルギーの人でも平気)
②犯罪などの異常検知
③深海の探索
④料理ロボット(毎日のデータからメニューも考えてくれる)
⑤ホテルのフロント
⑥お年寄りや障害者などのサポート
⑦医療現場での問診(基礎的なレベルなら)
⑧手術のサポート
⑨農業ロボット(その土地に合った肥料などの分析)
⑩建築物の設計→施工
⑪理科の先生(実験の精度が高い)
⑫テストの採点、勉強のアドバイス
⑬スポーツの審判
⑭裁判官
それぞれの発表について、他メンバーからコメントを出してもらい、反応の多いものはディスカッションに発展させてみました。
皆が難しそうにしている様子が印象的でした。ありとあらゆる分野でAIの活用が進んでいくと見られ、場所の定めようがないので、思考が難しくなるのだと思います。
それゆえ、誰かの意見をきっかけに「あっそうか」ということになり、一気に意見が増える場面が多々ありました。
家庭や学校を始めとする様々な現場で、既に人間がやっていることのレベルを上げるもの、人間にはできないもの、利便性を上げてくれるもの、コストを下げてくれるもの、などがたくさん挙がりました。
次回は「AIにできそうにないこと」です。