小中学生向けの経済講座 第119回
2月13日(月)、小中学生向けの経済講座(第119回)を開催しました。
①ポケモンカード 盗難相次ぐ
<記事の概要>
・ポケモンカードは5~11枚入りのパックが165~550円で販売されている。
・カードゲーム市場の規模拡大を背景に、中古価格は高騰している。
・レアカードには数百万円の高値で取引されることもある。
・昨夏以降、盗難の被害は数千万円相当に上る。
経済考察に打ってつけの記事です。特にバブル経済の背景、現象、影響の事例研究に適しています。
②ゴッホの「ひまわり」を巡る訴訟
こちらは、不幸な歴史が生み出した、名画を巡る、とてつもない金額の訴訟記事。1930年代の出来事を、2020年代の現在においてどう裁くべきか…実に難しい問題です。
ゴッホの「ひまわり」が日本にやってきた時のことをライブで覚えている人間としては、バブル期の記憶とともにジャパン・マネーが生み出したドラマの数々が思い出されます。
③家系ラーメンの創始者インタビュー
これはもう、ただ一言「読んでくれ」の記事です。
日本経済の基礎をなしているのは、この吉村氏の精神だと思います。「人より余計に働く人がいて、社会を支えている」、まさにその通りです。
人々に喜んでもらえるような財・サービスを作り出し、その対価としてお金を払っていただく。よいものを作れば、お金は結果としてついてくる。
こだわりの仕事師がこれからも日本中でたくさん誕生することを強く望みます。それが日本社会の奥深さを継承していくことにつながります。