小中学生向けの経済講座㉙
1月11日(月)、2021年最初の経済講座(第29回)を開催しました。
昨年行っていた株式投資シミュレーションについて、2020年の終値を記入し、収支発表。
I君のケースでは、以下のようになりました(以下、単位は万円)。
粗利益=売値-買値=537.2-500=37.2
純利益=粗利益-売買手数料=37.2-1.0=36.2
※売買手数料は買付時に1000円×5銘柄、売却時に同じく1000円×5銘柄で、合計1万円とした。
手取利益=純利益-所得税=36.2×0.8=28.96
※所得税は20%とした。
最終収益率=28.96÷500=0.05792=約5.8%
ちなみに、500万円を定期預金で運用した場合の利率は0.01%です。
次に、今年スタートする株式投資シミュレーション第2弾について。当初の予定では、この日に新たな5銘柄を発表してもらうことになっていましたが、いろいろと質問が出たので、それらに答えることにし、発表は次回に回しました。
特定の企業について、どういう会社なのか、これまでの株価の推移はどうなっているか、などの質問でした。タブレットでデータを見せながら、説明を加えました。
最後にI君が持ってきてくれた新聞記事を題材としました。
昨年、新時代の自動車はよく話題になりましたが、ついに航空機がテーマになりました。航空サービス(JALやANA)なら分かりますが、航空機の製造に関心を持ったというのが驚きです。
次回こそ、株式投資シミュレーションの新銘柄発表です。