小中学生向けの経済講座⑱

10月5日(月)、小中学生向けの経済講座第18を行いました。今回は、小学6年生のK君が体験参加してくれ、計3名です。

最初は、次回から株式投資シュミレーションを行うにあたり、まず東京証券取引所1部上場企業をウォッチしました。ウォッチといっても、2178社もあります。新聞に掲載されている株価一覧を一緒に眺め、知っている会社を挙げてもらいました。

 

「建設」や「鉄鋼」「卸売業」などはなじみが薄い一方、「食品」「小売業」「情報・通信」「サービス」といった分野はテレビCMなどで見る企業が比較的多く、けっこう多くの数の会社がピックアップされました。50社近くでしょうか。初参加のK君も積極的に、知っている会社名を大きな声で叫んでくれました(笑)。

これを家に持ち帰り、次回までに一人5銘柄を選定してもらい、そこから株式投資シュミレーションの始まりです。「期待通り上昇」「予想外にジリ貧」「思いがけない展開で高騰」など、株式投資のリスク・リターンを疑似体験するのが目的です。

※東証1部上場企業の一覧を概観するだけでも大変勉強になります。

 

次は、中学生メンバーのI君が持ってきてくれた新聞記事について。

 

度々この経済講座でも話題になるグーグル。そのグーグルがいくつかの国のメディアに対価を支払うという内容です。少々難しい内容ですが、I君はこの記事をよく読んでいて、質疑応答や追加の解説を行いました。Sさんも「経済の影響は波及する」ことを踏まえた鋭い分析を披露していました。

見出しに「3年で一千億円超」と書いてあり、「グーグルの経営規模から考えると、そう大した額ではないね」と言ったところ、K君が「僕たちの1000円ぐらい?」と返してきました。最初からそのような反応ができるなんて、次回以降も楽しみだ!

 

その他のネタは次の1点。コロナ・ウイルス関係なく、世界で売れ続ける日本の漫画・アニメ。その代表ともいえるドラえもんの特集記事です。

 

さぁ次回、3人がどの銘柄を選定してくるでしょうか。そのための調べ作業も大きなポイントですよ!

 

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