中学3年生の社会科に問題あり<後編>

中学3年生の社会科の問題は2学期以降も続きます。

 

中学の社会科は歴史で終わるわけではなく、公民が残っています。地理や歴史と同じぐらいのページ数の教科書がもう1冊残っているということです。

 

公民の内容は政治・経済です。地理や歴史と比べて、高度な理解や解釈を求める内容が多くなります。それゆえ、中学において(1・2年生ではなく)、脳がより発達した3年生で学習する段取りになっています。

 

しかしながら、その1冊を、1学期の終わりの何回か(の授業)+2学期+3学期の初めでやり切るというのは、どう考えても無理があります。

 

※1月の下旬には私立高校の一般入試が実施されます。

 

昨年までの事例を見ても、表面をなぞるだけの授業形式でどんどん進んでいました(それしかやりようがない)。じっくり考える機会も持ちながら(公民を)勉強するという状況とは程遠い実態です。今年はそれに拍車がかかることは確実です。

 

ごく一部の中学生は公民の授業など関係なく、自分で勉強してどんどん知識や思考を積み上げていきますが、大部分の生徒はこのまま、高校で「政治・経済」を履修しなければ、政治や経済の基礎の基礎をしっかり頭に入れることなく成人することになります。

 

※実際のところ、大学受験に「政治・経済」を使う人は極めて少ない。

 

スタディクラブとしては、分からない箇所の質問に答えるのはもちろん、 “本当は(公民に)興味あるんだけどなぁ”  というメンバーに対し、大いに(知的に)おもしろい話を提供してあげたい、というスタンスです。

 

 

 

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